和歌山一、丁寧な言葉使いの施設を目指して!

8月19日、20日と2日にわたり、高齢者の虐待防止に関する法人内研修を行いました。

高齢者虐待が発生する要因は様々ですが、高齢者虐待に関する知識不足や技術不足が大きな要因として挙げられています。まずはじめに、高齢者虐待防止法の目的と私たち介護職員に求められている義務を確認しました。

つぎに私たちが関わるご利用者様の多くは、認知症を患っており不安を抱えながら生活をしている方が多くいます。そのようなご利用者様の不安を和らげるよう、認知症に関する知識が重要であることをお伝えしました。

最後に、ていねいな言葉使いの重要性を確認しました。ご利用者様と長く接していると、お互いに親しくなり過ぎて、ついつい言葉使いが乱れてしまいがちです。言葉使いの乱れに気づかずにいると、知らず知らずにご利用者様の尊厳を傷つけかねません。

また、日ごろから丁寧な言葉使いを徹底することで、職員自身の自己覚知(自分の感情の揺れ動きに気づくこと)が促せ、対人援助職としての技術が向上するメリットがあります。

地域住民の皆様から「親和園の職員はどの人も丁寧だ。親和園があるから安心。」と思って頂ける和歌山一丁寧な施設を目指します。