和歌山市家族介護教室開催レポート
本日、令和7年9月20日(土)に令和7年度第一回親和園地域公開講座を開講しました。
今年度の地域公開講座は、和歌山市の家族介護教室事業を受託し開催しました。
今回の講座内容は、複雑な「介護保険をわかりやすく学ぼう」と題し、介護保険制度について皆さんと一緒に考えました。

冒頭に社会福祉法人親和園 川﨑秀行理事長より挨拶が行われました。

次に地域密着型介護老人福祉施設第五親和園の米田介護員より、介護保険制度の概要、保険料などについて解説がありました。
和歌山県の介護保険料ランキングをクイズ形式で出題。保険料の一番高い自治体は白浜町、一番安い自治体は橋本市なのは驚きでした。

次に、特別養護老人ホーム親和園の當仲介護員より、介護認定の申請方法などについて解説がありました。申請にについて、まずはお近くに地域包括支援センターに相談をすることをお伝えしました。

次にケアハウス第三親和園の嶋村介護員より、在宅サービスの種類等について解説しました。
在宅での介護を支える様々なサービスを紹介することで、将来介護が必要になったときの選択肢について学びました。

次に特別養護老人ホーム親和園の福田事務長代行より、施設サービスの種類や料金について解説がありました。将来の不安が和らげるため施設の形態や利用料金について学んで頂きました。
次に和歌山市地域包括支援センター宮前の新田主任介護支援専門員より、介護予防日常生活支援総合事業に概要と、地域包括支援センターの紹介がなされました。
地域包括支援センターは多様にニーズに対して、すべての相談を受け止めて制度のたらい回しにならないようワンストップの相談窓口として対応することを説明しました。
生活上の困りごとが出た場合、地域包括支援センターに相談することで、適切な機関や制度につなげることが役割であることを学びました。

最後に皆さんで楽しくグループワーク。グループから出て疑問点などに回答して、本講座を閉講としました。
参加者からは、あっという間の2時間だった。また企画があれば参加したいとの好評のご意見を頂きました。
今年度はあと一回、介護家族教室を開催予定です。詳細が決まり次第お知らせいたします。