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【活動報告】和歌山市委託事業「家族介護教室(防災と食について)」を開催いたしました!
令和8年8月8日(土)、ケアハウス第三親和園にて、和歌山市委託事業「家族介護教室 防災と食について 〜いざという時、大切な人を守る知恵〜」を開催いたしました。
当日は東事務次長の司会進行のもと、地域の皆さまをお迎えして和やかにスタートいたしました。

■ 理事長ご挨拶
冒頭、社会福祉法人親和園の川﨑秀行理事長よりご挨拶を申し上げました。 理事長からは熊本地震などの震災事例にも触れられ、「いざという時の備えや『食』について、地域の皆さまとともに学んでいただく大変よい機会となります」と、防災に対する日頃の備えと地域連携の大切さについて語られました。

今回の講師は、左から山本管理栄養士、嶋村介護員、當仲介護員、米田介護員です。

講義の第1部では、山本管理栄養士より「災害時の防災備蓄と食事」についての講義を行いました。
災害時には食事が炭水化物に偏りやすく、たんぱく質やビタミンなどの栄養素が不足しがちになります。日頃から消費しながら備える「ローリングストック」の重要性や、缶詰・フリーズドライ食品などを活用して手軽に栄養を補う工夫がわかりやすく紹介されました。

続いて、高密度ポリ袋(アイラップ)を活用した「湯煎調理演習」を実施いたしました。 今回のメニューは以下の3品です。
- 湯煎ご飯
- 湯煎カレー(たんぱく質を補うためツナや水煮大豆をプラス)
- 湯煎蒸しケーキ(ホットケーキミックスを活用したスイーツ)
1つの鍋とカセットコンロで同時に調理でき、節水や食中毒予防にもつながる防災調理法に、参加者の皆さまも関心を示されながら取り組まれていました。

■ 【第2部】介護職員による防災ワンポイント講座(湯煎の待ち時間にて)
お鍋で湯煎加熱を行っている約30分間の時間を活用し、当法人の介護職員3名より災害時における日常ケアの工夫について講義を行いました。
- 米田介護員:「断水時の生活保持・清潔ケアについて」 断水が長期化した際のお風呂や清潔の保ち方について解説いたしました。ポリ袋と少量の水で作る温かいタオルの作り方や、肌に優しい赤ちゃん用おしりふきの活用、水がいらないドライシャンプーを使った頭皮ケアなど、現場で実践しているアイデアを紹介いたしました。

當仲介護員:「災害時のトイレ事情と排泄について」 断水時に無理に水洗トイレを流すと配管の詰まりや逆流を引き起こす危険性があることや、排泄を我慢することによる健康リスクについて説明いたしました。携帯トイレや簡易トイレの選び方・事前チェックのポイントをお伝えいたしました。

嶋村介護員:「誤嚥性肺炎と災害時の口腔ケア」 災害時に水が不足すると後回しになりがちな口腔ケアの重要性を訴えました。お口の中を清潔に保つことが誤嚥性肺炎の予防につながることを解説し、水が使えない時でも手軽にできる「唾液腺マッサージ」や歯みがきシートの活用法を皆さまと一緒に実践いたしました。

■ 出来立てをいざ試食!皆さま笑顔で大満足
講座を聴いている間に、湯煎調理のご飯、カレー、そして出来立ての蒸しケーキが見事に完成いたしました。
さっそく参加者の皆さまで試食を行ったところ、「湯煎だけでこんなに美味しく炊けるなんて驚き!」「カレーも温かくて本当に美味しい」「家でもぜひ試してみたい」といったお声が上がり、会場は終始笑顔と歓声に包まれました。

参加者の皆さまに心から満足していただける講義・演習を企画・開催することができ、スタッフ一同大変嬉しく思っております。
社会福祉法人親和園では、これからも地域の皆さまの健康で安心な暮らしを支えるため、役に立つ講座や地域貢献活動を積極的に行ってまいります。ご参加いただいた地域の皆さま、誠にありがとうございました!